テクノロジーの進化があれど、ビジネスの本質は変わらない
https://diamond.jp/articles/-/242668
入山教授と尾原和啓さんの対談記事を読んで感じたことを記します。
■ブロックチェーン技術と同様の価値が江戸時代にもあった?
ブロックチェーンというのは、相互監視して信用を形成する仕組みですが、実は、江戸時代にも似たような仕組みがあって、それは株仲間です。株仲間は何をやっていたかというと、互いに台帳をシェアしていたんですよ。台帳をシェアしているから、誰も裏切れないのです。改ざんもできない。そもそもブロックチェーンも「分散台帳」と呼ばれますよね。
思想はブロックチェーンと同じことなのか。
江戸時代の「株仲間」の発想に、デジタルテクノロジーが加わることで、物理的距離、サービスを享受する人の数を圧倒的に増やすことに成功したのがブロックチェーン。
経営やビジネスというのは何千年も前から続いており、しかも人がやることだから、その本質は、実はあまり変わらないということなんです。
上記で捉えると、ビジネスの本質は変わらない。
しかしそんな簡単な問題ではなく、時代に合った思想と技術がかみ合った結果、世の中に広まっていくものが出来上がると個人的には思える。
これからの時代はデジタルテクノロジーと如何に同化し、棲み分けを設計するのか?
●人は「面倒な事が解消できるもの」をサービスとして享受したがる
●人が追求すべきは、新しい課題の発見と解決策の模索
●効率化の追求は、AIやシステム化。人に依存しないカタチを取るべき